はじめて北海道ツーリングを計画しているライダーのみなさん!愛車の燃費はわかっていますか?北海道を走るには燃費を知っていることが基本です。最近のバイクは燃料メーターが普通についているかもしれませんが、車ほど正確ではないと思いますので燃費を把握しておくことをおすすめします。
愛車の燃費を知っておくと安心
筆者のバイクにもガソリンメーターはあります。ありますが・・ほんと「給油の目安」しかならない感じです。
車のガソリンメーターくらい正確だとうれしいのですが仕方がありません。長距離ツーリングでは燃費を基に走行可能距離を割り出し、ガソリンメーターをチラ見しながら給油タイミングを見極めています。
この記事では燃費の計算方法を理解し、愛車の燃費を計算することができます。
実際に燃費を計算してみた。
参考までに4泊5日でツーリング行った時のデータを紹介します。
計算式: 燃費 = 走行距離 ÷ 給油量
これに数字を当てはめてみます。
22.0km/ℓ = 264km ÷ 12.0ℓ となります。
筆者のバイクは20リットル入るので、「燃費」×「タンク容量」=「可能走行距離」となります。
ただし注意しなければならないのは、20リットルは全容量ですが、これには予備タンク分「3リットル」が含まれているということです。
計算方法について
どのようにして燃費計算をするか手順を追って説明していきます。
タンク容量は何リットル?
まず最初に自分のバイクが何リットル入るのか確認します。できれば予備タンクの容量も確認できるといいですね。下図は筆者の愛車xjr400rのタンクのイメージです。
取り扱い説明書が一番信用できる資料ですが、Web上でも確認できます。同じ車種でもマイナーチェンジしていれば違う場合もあるので注意が必要です。
とりあえず「満タン」
ガソリンスタンドで満タンにします。計算の精度は精密なものじゃなくても良います。ちなみに同じお店の同じ店員さんだったら結構正確な燃費を導き出すことができます。
このとき忘れてはならないのが「ODOメーターを記録」するか「Tripメーターを0kmにセット」してください。
いつもどおり「走る」
ガソリンを満タンにしたら、「普段どおり走行」しましょう。
何日かかってもいいと思いますが、なるべく多く走行した方が計算しやすいと思います。なぜなら数リットルしか給油できない場合は、整数以下の計算となってしまいわかりにくいからです。
燃料が適度に減ったら「給油」
給油のタイミングが来たら給油。かならず「ODOメーターを記録」するか「Tripメーターが何キロメーターか記録」すること。給油が終わったら必ずレシートをもらい何リットル入ったか確認しましょう。
条件がそろったので「計算」しましょう。
以上燃費計算に必要なデータがそろったので計算してみましょう。
ODOメーターの「走行後の記録」ー「走行前の記録」が「走行距離」です。
また、Tripメーターの読値が「走行距離」です。
レシートには必ず何リットル入ったか記載されていますので、その数値を計算式へ代入してください。
燃費の正確さと妥協点
燃費の正確性を高めるためには、何回か同じガソリンスタンドと同じ店員さんに給油してもらうことで精度は上がりますが、はたしてそこまで正確なデータは必要なのでしょうか?筆者はツーリング計画に役立つ程度の正確性があれば満足です。
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