各航路の乗船時間を整理してみました。いくつかの航路がありますが、長距離フェリーで北海道へ行く場合どれくらい船に乗っているか気になるところだと思います。
航路別に所要時間を調査
フェリーの速度はだいたい約20ノット(40km/h)弱で航行しているのでかなりのんびりです。なので「どれくらい時間がかかるんだろう?」と思い調べてみました。往復で乗船時間が違うので平均値しました。
この記事では、北海道の各港を結ぶフェリー航路の所要(乗船)時間を知ることができます。
大間港~函館港
津軽海峡フェリー
片道 1時間30分
最短航路です。あっという間なので自走してきた疲れを癒すにはちょっと時間が足りないかもしれません。しかし最短です!船に弱い人は一考の価値あり
青森港~函館港
津軽海峡フェリー
青函フェリー
片道 3時間40分
青森港~函館港は、その昔汽車を積んで往来していました。物流の主要航路と言っても過言ではないのでしょうか?自走の疲れを癒すのに丁度よいかも^^;
青森港~室蘭港
津軽海峡フェリー
片道 6時間23分
2023年10月に開設した新しい航路です。
室蘭と函館ならさほど距離がないように感じますが、めっちゃ遠いのでよく考えましょう
八戸港~苫小牧西港
シルバーフェリー
片道 8時間00分
早く北海道へ渡りたいなら青森港から函館港が良いと思いますが、道東方面を目指すなら八戸港から苫小牧港へ渡った方が得策かもしれません。青森港からフェリーの乗船時間4時間を含め、函館から苫小牧まで約9時間弱かかります。
秋田港~苫小牧東港 / 新潟港~苫小牧東港(秋田港経由)
新日本海フェリー
片道 11時間28分(秋田港発)
片道 16時間22分(新潟港発)
日本海側から苫小牧両港へ向かう場合、海峡を横断しなければなりませんが普段見慣れない風景が思い出に残ると思います。
新潟港から秋田港まで自走すると4時間半ほどなので、苫小牧港までの所要時間はあまり変わらないようです。
新潟港~小樽港
新日本海フェリー
片道 16時間22分
日本海側ルートです。こちらは小樽港へつながっていますが苫小牧市と違い小樽市はノスタルジックな街なので観光にも適しています。
大洗港~苫小牧西港
商船三井さんふらわあ
片道 18時間30分
関東ライダーのみなさんは大洗港一択ではないでしょうか?
筆者も東京に住んでいたころ、ここから北海道へツーリングを計画したことがありました。事故ったおかげで中止になりました(笑)
仙台港~苫小牧西港 / 名古屋港~苫小牧西港(仙台経由)
太平洋フェリー
片道 15時間10分(仙台発)
片道 39時間45分(名古屋発)
西日本からの太平洋側ルートはこれ一択です。さすがに自走は厳しいと思われるので素直に船旅を満喫するのがベストではないかと思います。なかなか見られない風景ではないかと思います。
舞鶴港~小樽港
新日本海フェリー
片道 21時間20分
さすが西日本から来るとなると所要時間もかかります。早く着きたい気持ちを抑えて船旅を満喫しましょう。
余談ですが筆者が西日本へツーリングへ行くとしたら絶対このルートか苫小牧港からここを目指します。
敦賀港~苫小牧東港
新日本海フェリー
片道 21時間12分
敦賀港と舞鶴港は1時間ちょいで移動できるので、小樽港へ行きたい場合と苫小牧港へ行きたい場合うまく使い分けができそうです。
敦賀港~苫小牧東港(新潟・秋田経由)
新日本海フェリー
片道 32時間37分
さすがに北海道ツーリングをする予定でこのルートを選んで北海道へ上陸する方は稀でしょう^^;
まとめ
乗船時間が一番短い航路は「大間港」~「函館港」の1時間30分。
一番長く乗船している航路は「敦賀港」(新潟・秋田経由)~「苫小牧東港」の32時間35分でした。
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